2026/10/04 11:39
好きなもの、好きなこと。
cobana designer's journal
cobana designer's journal
ここでは、cobanaを作っている私の、日々のことを少しずつつづっていこうと思います。
好きなものや、気になるもの。
ふと心に残った景色や、出会った場所。ものづくりのこと。
一見、アクセサリーとは関係のないように見えることも、振り返ってみるとcobanaのどこかにつながっている気がします。
そんな「好き」や「気になる」を集めながら、cobanaのことをもっと身近に感じてもらえるようなブログにしていけたらと思いますので、お付き合いいただけたら嬉しいです。
第1回目は、題しまして(笑)
マリー・アントワネットの世界に触れて
マリー・アントワネットの世界に触れて
先日、横浜美術館で開催されている「マリー・アントワネット・スタイル」を観に行ってきました。

小さい頃に「ベルサイユのばら」を読んでいたこともあり、もともとマリー・アントワネットにはとても興味がありました。
歴史も好きなので、彼女の悲劇的な生涯についてはこれまでもいろいろと知る機会がありましたが、今回の展示で改めて感じたのは、彼女の人生そのものだけではなく、彼女が生み出した美意識がその後のファッションやデザイン、インテリア、造園、工芸など、さまざまな分野に大きな影響を与え、今もなお受け継がれているということでした。
ドレスに施されたリボンやレース、可愛らしい花柄の刺繍。
淡いピンクやブルーの色使い。
今見ても「素敵」「可愛い」と感じるデザインばかりで、とても18世紀に生まれたものとは思えないほど、洗練されていておしゃれです。

そして、やはり私が一番じっくり見てしまうのはジュエリー。

リボンや植物、ハートなどのモチーフに、色とりどりの宝石をあしらったジュエリーがたくさん展示されていました。

モチーフそのものももちろん可愛いのですが、私が特に惹かれたのは、宝石の色の組み合わせ。
ピンクやブルー、グリーンなど、さまざまな色が使われているのに、とても上品で、どこか愛らしい。
何百年も前に作られたものを見て、今の私たちが「可愛い」と感じる。
その感覚が今も変わらないということは、マリー・アントワネットの美意識やセンスが、それだけ時代を超えて人を惹きつけるものだったということなのかもしれません。
今回の展示を観ながら、改めて思ったのは、
「私はこういうものがやっぱり好きなんだな」
ということ。
リボン、花、ハート、繊細な装飾、淡い色、カラフルな宝石。
少しクラシカルで、可愛らしくて、でも子どもっぽくはない。
そういうものに昔から惹かれてきた気がします。
そして、こうして並べてみると、cobanaのアクセサリーにもどこかつながっているように思います。
私が作るものの中にも、植物やリボン、ハートなどのモチーフが登場します。
アンティークのような雰囲気や、装飾的なデザイン、色の組み合わせ。
もちろん18世紀のものをそのまま再現したいわけではありませんが、
こうした昔の美しいものを見て「好き」と感じる気持ちや、そこから受け取ったものが、今の私のものづくりのどこかに残っているのだと思います。

私の「好き」がたくさん詰まった、マリー・アントワネットの世界。
そんな世界に触れたことで、改めて自分の好きなものを確認できたような、楽しい時間でした。
そして、こういう「好きなもの、好きなこと」をこれからも少しずつ、この場所でお話ししていけたらと思います。
